紹介(26) 『クルミ割り人形とネズミの王様』 E・T・A・ホフマン 

中世において、なにごとにつけてもすぐ決疑法をもちだすという傾向がみられたが、これまた、けっきょくは、あらゆる事例を独自に存立するものとして個別化し、それぞれを理念として眺めたいという希求のあらわれであった。やはり、極端な観念論に発している…

紹介(25) 『クルミ割り人形とネズミの王様』 E・T・A・ホフマン 

すると王様は脂身を食べてしまったマウンゼリングス夫人とその眷属に復讐することを決意して、枢密顧問官が呼ばれ、夫人を裁判にかけ、その全財産を没収することにしました。『ドイツ・ロマン派全集 第三巻』 「クルミ割り人形とネズミの王様」 E・T・A・ホ…

紹介(24) 『クルミ割り人形とネズミの王様』 E・T・A・ホフマン

302 飛び帰る銭 南方に蟷蝸、または螂蝦、または青蚨と呼ばれる虫がいる。形は蝉に似ているが蝉よりやや大きい。味はぴりっとしてうまく、食用に供せられる。子を生むときは必ず草の葉に生みつけ、大きさは蚕くらいであるが、幼虫を取ろうとすると、親がすぐ…

紹介(23) 『クルミ割り人形とネズミの王様』 E・T・A・ホフマン

焦尾琴 漢の霊帝のとき、陳留(河南省)出身の蔡邑は、再三上奏文を奉って自分の考えを述べたが、これがみかどの機嫌を損じ、またみかどの寵臣にも憎まれた。そこで、このままでは命も助かるまいと考えて辺地へ逃亡し、遠く呉群、会稽のあたりに行方をくらま…

紹介(22) 『クルミ割り人形とネズミの王様』 E・T・A・ホフマン 

上級裁判所顧問官のドロッセルマイヤーさんは決して美男子ではなくて、小柄で痩せており、顔は皺だらけで、右眼がなくて、そのかわりに大きな黒い眼帯をかけています。また頭の毛が一本もないので手の込んだ真白なガラス細工のカツラをかむっています。だい…

紹介(21) 『中世の秋』 ヨハン・ホイジンガ 

問題のマルコ福音書11:13については数多くの説明が試みられてきたが、そのほとんどはまったく不十分なものであったた。 …… ギリシア語のカイロス・シューコーンは≪イチジクの収穫期≫であり、件の「イチジクの季節[収穫期]ではなかった《から》」における…

紹介(20) 『中世の秋』 ヨハン・ホイジンガ 

意識の改革とは、ただ、世界をしてその意識を自覚させること、世界を自分自身についての夢から目覚めさせること、世界にたいしてそれ自身の行動を解明してやること、にある。…… このようにして、われわれはわれわれの雑誌の意向を一言でいいあらわすことがで…

紹介(19) 『中世の秋』 ヨハン・ホイジンガ 

騎士道をうたいながら、その実、政治的宣伝をもかねたつくりごとの、たいへん特殊な例として、しょっちゅう予告されながら、いっこうに実現されたことのない王侯の決闘というのがあった。これは、以前、別の機会に論じたところであるが、十五世紀における国…

 マタイによる福音書 (12:35)善人はよい倉から良い物を取り出し、悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。

マタイによる福音書(3:10)斧がすでに木の根もとに置かれている。だから、良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれるのだ。(12:35)善人はよい倉から良い物を取り出し、悪人は悪い倉から悪い物を取り出す。 レビ記(19:9)あなたが…

マタイによる福音書 (20:27)あなたがたの間でかしらになりたいと思う者は、僕とならねばならない。

ヨハネによる福音書(12:42)しかし、役人たちの中にも、イエスを信じた者が多かったが、パリサイ人をはばかって、告白はしなかった。(12:43)彼らは神のほまれよりも、人のほまれを好んだからである。 マタイによる福音書(20:27)あなたがたの間でかし…

マタイによる福音書 (5:47)兄弟だけにあいさつしたからとて、なんのすぐれた事をしているだろうか。そのようなことは異邦人でもしているではないか。

マタイによる福音書(5:47)兄弟だけにあいさつしたからとて、なんのすぐれた事をしているだろうか。そのようなことは異邦人でもしているではないか。(5:48)それだから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。 …

マタイによる福音書 (28:2)すると、大きな地震が起った。それは主の使いが天から下って、そこにきて石をわきへころがし、その上にすわったからである。

マタイによる福音書(28:2)すると、大きな地震が起った。それは主の使いが天から下って、そこにきて石をわきへころがし、その上にすわったからである。(28:3)その姿はいなずまのように輝き、その衣は雪のように真白であった。 象徴主義は、因果論の立場…

マタイによる福音書 (5:13)あなたがたは地の塩である。もし、塩のききめがなくなったら、何によってその味が取り戻されようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけである。

マタイによる福音書(5:13)あなたがたは地の塩である。もし、塩のききめがなくなったら、何によってその味が取り戻されようか。もはや、なんの役にも立たず、ただ外に捨てられて、人々に踏みつけられるだけである。 食事の目的を 栄養の摂取 とする。((…

マタイによる福音書(17:26)ペテロは「ほかの人たちからです」と答えると、イエスは言われた。「それでは、子は納めなくてもよいわけである。

マタイによる福音書(17:25)ペテロは「納めておられます」と言った。そして彼が家に入ると、イエスから先に話しかけて言われた、「シモン、あなたはどう思うか。この世の王たちは税や貢をだれから取るのか。自分の子からか、それとも、ほかの人たちからか…

紹介(18) 『捜神記』 干宝 

42 扶南王 扶南王の范尋は、山の中に虎を飼っていて、罪を犯した者があると虎に投げあたえ、虎が食わなければ、ゆるすことにしていた。そこで、この山は大虫とも大霊とも呼ばれる。また、尋は鰐を十匹飼っていて、罪を犯した者があると鰐に投げあたえ、鰐が…

紹介(17) 『捜神記』 干宝 

130 鶏の怪異 漢の宣帝の黄竜元年(前四九年)未央宮の輅軨と呼ばれる厩舎のなかで、めんどりがおんどりに変わった。しかし、その鶏は、羽のようすが変っただけでときも告げないし、成長もしない。またけづめも生えなかった。 元帝の初元元年(前四八年)宰…

紹介(16) 『捜神記』 干宝 

254 天から銭を借りた夢 周擥嘖は、貧乏ではあったが道義を愛する人であった。 あるとき夫婦して夜まで畑仕事を続け、疲れきって横になった。すると夢の中で天帝が立ち寄り、嘖を憐れみ、恵みを与えてやるようにと部下に命じた。すると司命が閻魔帳をしらべ…

紹介(15) 『黄金伝説』 ヤコブス・デ・ウォラギネ 

司教は、答えた。「とんだ失礼をいたしました。あの少年のたましいは、死んでしまいました。いまは盗賊や人殺しといっしょにむこうの山中に住み、一味の首領になっております」ヨハネは、これを聞くと、衣服を引き裂き、われとわが顔を打って、「あなたは、…

紹介(14) 『黄金伝説』 ヤコブス・デ・ウォラギネ 

……「キリストは、天から地にご降臨になったので、頭を上にした十字架におあがりになった。しかし、わたしは、地上から天へ行くにあたいするとされたわけだから、わたしの頭は地にむき、足は天にむくようにしてもらいたい。つまり、わたしは主とおなじ恰好で…

紹介(13) 『黄金伝説』 ヤコブス・デ・ウォラギネ 

ヨハネによる福音書(4:43)ふつかの後に、イエスはここを去ってガリラヤへ行かれた。(4:44)イエスはみずからはっきり、「預言者は、自分の故郷で敬われないものだ」と言われたのである。(4:45)ガリラヤに着かれると、ガリラヤの人たちはイエスを歓迎…

紹介(12) 『燃えつきた地図』 安部公房 

ルカによる福音書(7:36)あるパリサイ人がイエスに、食事を共にしたいと申し出たので、そのパリサイ人の家にはいって食卓に着かれた。(7:37)するとそのとき、その町で罪の女であったものが、パリサイ人の家で食卓についておられることを聞いて、香油が入…

紹介(11) 『燃えつきた地図』 安部公房 

「コーヒーをかけてしまったの。あれは、おとといだったかしら? そうね、弟の告別式があった日……そうよ、あなたが寄っていらっしゃった、あのすぐ後ね……コーヒーの染みは、なかなか落ちないのよ……それで、クリーニングに出しちゃったの……誰かと話していたら…

紹介(10) 『燃えつきた地図』 安部公房 

もっとも、理想を言えば、観察時間はやはり夜のほうがいい。そして、最低、二時間はかけてみる必要がある。さらに、相手と空想の食事をともにして、上役になって命令したり、同僚になってぐちを聞いてやったり、部下になって小言を言われてみたり、相手が女…

紹介(9)『祖国のために死ぬこと』 E・H・カントロヴィッチ 

……予兆の鳥である。多くの書物で不吉でずる賢い鳥として描かれている。 『コーラン』には、烏は死と関わりのある動物として一度だけ登場する(5章31節)。神は罪を犯したカインに、弟の亡骸を埋葬する方法を示すために烏を遣わしたのである。「神は、一羽の…

紹介(8) 『祖国のために死ぬこと』 E・H・カントロヴィッチ 

グレゴリウス七世の時代以来ずっと、ある危険な観念が、教皇の政治理論に影響を与えていた。それは、教会と帝国を太陽と月で象徴させる理念である。大きさの違う二つの天体がともに天にあるということは、それ自体、王権と教権との関係を示唆するものであっ…

マタイによる福音書 (10:24)弟子はその師以上の者ではなく、僕はその主人以上の者ではない。

マタイによる福音書 (25:35)あなたがたはわたしが空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿をかし、 (25:36)裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである』。 autonomy自律性を備え…

マタイによる福音書 (12:40)すなわち、ヨナが三日三晩、大魚が腹の中にいたように人の子も三日三晩、地の中にいるであろう。

マタイによる福音書 (12:40)すなわち、ヨナが三日三晩、大魚が腹の中にいたように人の子も三日三晩、地の中にいるであろう。 (16:4)邪悪で不義な時代は、しるしを求める。しかし、ヨナのしるしのほかにはなんのしるしも与えられないであろう。そしてイ…

マタイによる福音書 (6:19)あなたがたは自分のために、虫が食い、さびがつき、また盗人らが押し入って盗み出すような地上に宝をたくわえてはならない。

マタイによる福音書(13:11)それから、弟子たちがイエスに近寄ってきて言った、「なぜ、彼らに譬(たとえ)でお話になるのですか」。 およそ世にある見世物の類いの中で、「メルツェルの将棋差し」ほど、世間の耳目を集めたものはあるまい。それが実演され…

マタイによる福音書 (13:33)また他の譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」

マタイによる福音書 (7:1)「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。 ……(13:33)また他の譬を彼らに語られた、「天国は、パン種のようなものである。女がそれを取って三斗の粉の中に混ぜると、全体がふくらんでくる」。 創世記(4:9…

マタイによる福音書(16:24)それからイエスは弟子たちに言われた、「だれでもわたしについてきたいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負うて、わたしに従ってきなさい」

マタイによる福音書(9:32)彼らが出て行くと、人々は悪霊にとりつかれたおしをイエスのところに連れてきた。 古今東西の教えには呼吸法がある。人は、落ち着くためには、落ち着きを得るには、落ち着いた状態を表示するには、呼吸を意識するのがよいと知る…